地球の人口が90億人を突破し、人間の数がどんどんと増えていく。これ以上増えては大変だということで、人類は宇宙にコロニーというものを建造しました。コロニーという筒状の箱には、酸素もあるし、家や畑もあり宇宙にいても地球にいるときと変わりなく生活ができるという代物です。そこで、人類が初めて宇宙で生活するようになった時代を、西暦〇年ではなく宇宙世紀1年と新たに変えました。ガンダムとかアムロとかシャアの戦いはその宇宙世紀が79年続いた0079(ダブルオーセブンティーナイン)に、勃発するわけですね。なんで79年じゃないとか言わない。その方がかっこいいだろ。
さあ、じゃあガンダムのストーリを…。じゃありません。その前になんでこんな戦争が起こるかを説明しておく必要があります。そもそもコロニーでの生活は、地球からの援助が必要なレベルでした(かといってそこまで貧乏ではなく普通な生活は送れているが)。また、地球から宇宙へ引っ越しする人たちは、貧民の人たちや権力があまりない人たちが多かったようです。なので、地球に残った人は権力がある人達が多いようです(実際はそこまででもないけど)。そこで地球に残ったお偉い人たちがちゃんと宇宙に移民した人たちへ、サポートをするべきなのですが・・・、地球に残ったお偉いさん達は自分の利益や権力のことしか考えていないため、まずは地球が第一だよねという考えのもと時代が進んでいきます。
そうすると宇宙に引っ越した人たちは地球に住んでいる人たちに反発心が生まれてきます。宇宙世紀58年に、地球から遠いコロニーのサイド3というところで、ジオン・ズム・ダイクンという人が「サイド3の人たちは地球の援助を受けないで独立します。ジオンって名乗ります。あと、宇宙に住んで暮らしている人たちは、宇宙という過酷な環境で過ごしていることでニュータイプという新しい人種になるだろう。きっと。うん。」となかなかぶっとんだことを言います。でも宇宙に住んでいる人たちからは、よくやった!いいと思う!と結構支持がありました。それに対して地球はびっくりしますよね。そんな勝手な独立許すわけないやんww。そんなこと言うなら地球からの援助とかもしないし、軍事的な圧力もかけさせていただきまーすw。とジオンを軽くおしおきします。その10年後にジオン・ズム・ダイクンは死亡してしまいます。ザビ家に暗殺をされて。
ここから一気に進みます。ザビ家がジオンという国を乗っ取り、「そもそも地球に住んでる人がなんでそんなに偉いんだっつー話だよ。許せん。」ということで、地球に宣戦布告をします。そして恐ろしいことにコロニーを地球に落として、地球の連邦軍の本拠地を壊滅させようとします。落とす予定のコロニーの中にも人は生活していましたが、毒ガスを使用しコロニーの中の人を虐殺します。やばすぎる。そうして手に入れたコロニーを地球に落とすために宇宙空間の中を運んでいきます。地球の連邦軍もコロニーを落とされる前に抵抗しますが、そこで初めてジオン軍はモビルスーツという兵器を導入し、宇宙での戦いを優位にすすめていったのです。モビルスーツはザクとか人型のロボット兵器のことですね。そしてコロニーは地球へ落ちていきますが、大気圏突入により連邦軍の本拠地は逸れて、市街地へ落下します。これにより地球上の人口は半分になります。やばすぎる。
この時点でもう専門用語が多くて、頭が破裂しそうですが超簡潔にまとめると
・地球の人口が超増えた。だから宇宙にコロニーっていうでかい施設を作って、貧民や難民の人たちを宇宙に引っ越しさせた。
・でも宇宙に追いやられた人たちからは不満がある。そんななかで、宇宙のサイド3というところでジオン・ズム・ダイクンが独立宣言をする。ジオン共和国誕生。ニュータイプという言葉もここで初めて出てくる。後々バズりますこのニュータイプという言葉。
・地球の連邦軍は、ジオンに対していろんな制裁を加えます。その10年後にジオン・ズム・ダイクンはザビ家という一家に暗殺される。
・ジオン共和国のトップになったザビ家は、ジオン公国へ名前を変更。10年間大人しく過ごしていたが、宇宙にいる人にも権利をよこせということで地球を攻撃する。コロニーを地球に落として、地球の人口の半分を減らす。モビルスーツも使って地球に侵略予定。しかし地球連邦側も奮闘し、膠着状態のまま時間は過ぎていく…。
・そして宇宙世紀0079年になり、やっとガンダム本編のストーリーが始まる。アムロ達が出てくる。
この前段階のあらすじがガンダム本編ではサッー!っと流れるので、簡単にまとめてみました。濃すぎるだろ!